チャイナロビー

マクロ経済、環境調査、政策提言、産業誘致、事業創出まで幅広い事業をこなす奮闘記です。

尖閣に関する理解

反中論を口にする人に、尖閣問題について質問をしてみた。

質問)何を持って尖閣諸島を日本固有の領土と言うのか?

回答)国際法に基づき日本は世界に認められる国有化をした。

説明)Facebook(下記URL)にも掲載した史実を示し、論点を提示。また、米国も日本の領有は認めておらず中立としている。

回答)知らなかった。

質問)国際司法の場に出したとして、勝てる要件は何か?

回答)調べた上で、実行支配が必要だが、一番長く支配していたのは米国だった。

総括)中国政府は、日中間に尖閣問題が存在する認識の上で、棚上げは了承している。

施政権は日本が確保した上で、領有に関しては、共同とするべきだと思う。

尖閣を日中の平和の象徴にすることで、領海の新しい理解、枠組みを提示し、世界に向けて、日本の平和外交をアピールする。

軍備増強での対抗より、強い抑止にも繋がる。

ちなみに、これは決して妥協ではなく、日本にとって戦略的外交であり、大きな国益に向けた進展のはずである。