チャイナロビー

マクロ経済、環境調査、政策提言、産業誘致、事業創出まで幅広い事業をこなす奮闘記です。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

尖閣棚上げ論

1972年当時、日中両国による尖閣問題の棚上論が口約束だが取り決めされた。右傾派である読売新聞の社説にもはっきり掲載されている。日本政府も当時、この問題は中国に刺激を与えるため、棚上げ合意だと認識していた。それにも関わらず、昨今の、棚上論の無…

日中間における尖閣の歴史

分かりやすく箇条書きにしました。1.1885年 国有化の陳情により尖閣諸島の調査を行う。井上外相と山縣内相は、島に中国名があること、日本が尖閣諸島及び台湾を搾取する動きがあると新聞などで警告していたため見送ることになる。2.1895年 日清戦争終結直前…

周知を怠った日本

1885年に尖閣諸島領有陳情以来1895年の閣議決定(日本領土として杭を打つ許可)まで10年を要しているが、特別な調査、中国・台湾への確認、日本国民への周知などは行なっていない。その間、簡単な調査により、尖閣諸島に中国名が付いていたため、中国・台湾に…

尖閣諸島論考

尖閣諸島論考(注) 本文は、現在誰でも入手可能な情報を元に、歴史、国際法、経済、外交、人道的な観点から考察し、誰もが理解できるよう平易に表現した。但し、引用した元情報の真偽により論理に変更があることを断っておく。0.100年以上前には、台湾と沖縄…

中国外交のジレンマ

本ブログ「中国外交のジレンマ」は、中国ビジネスを行う筆者が過去に掲載したブログ記事を、中国外交、経済交流に絞り、一部内容を変更に掲載するものです。しかし、数年前の記事を改めて見ても、日本の政治が如何に成長していないのかが分かります。それで…