チャイナロビー

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尖閣問題の事実

1885年尖閣諸島の調査時には、井上外相は、中国、台湾との衝突を避けるために、領有に向けた処理を見送った。

1895年下関条約直前に閣議決定を行った。

1972年、日中国交正常化交渉時、二国間に尖閣諸島領有に関する問題があるとして、議論に出したのは田中角栄総理であった。

問題が存在する起点は、1945年、尖閣諸島を含む沖縄諸島を米国が領有時、中国、台湾は尖閣諸島を含む事にクレームを付けた事にある。
また、沖縄返還時、尖閣諸島を沖縄の一部とした事にも異論を唱えていた事。

周恩来総理は、それに対して棚上げを示唆した。

日本は、現在のように尖閣問題が存在しない立場を取るのなら、田中角栄総理は言及する必要はない。

棚上げに関し、反論をしていない。

1978年、鄧小平は講演で棚上げ論を明確に述べた。

日本側は反論していない。