チャイナロビー

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戦後日米関係

1972年に沖縄返還を実現した佐藤栄作政権。返還は認めたものの、佐藤政権のこれ以上の独自路線(米国のコントロールが及ばない意味)を許す訳には行かない米国は、執拗に沖縄米軍基地確保に動く。戦後68年も経過しているにも関わらず日米地位協定を破棄できない日本政府。岸信介政権時にしたように莫大な政治資金提供を各所に与えコントロール下にあるのだろう。


下記を見て欲しい。

日米地位協定は、GHQ占領下時代の何ら変わる事がない米国の軍事的な都合によるものだ。


日米地位協定

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/日米地位協定


にも関わらず、外務省は日本に必要だと言わんばかりだ。米国の強い意思があるのだろう。


日米地位協定Q&A(外務省ホームページ)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/qa.html


問1:日米地位協定とは何ですか。


(答)

 日米地位協定は、日米安全保障条約の目的達成のために我が国に駐留する米軍との円滑な行動を確保するため、米軍による我が国における施設・区域の使用と我が国における米軍の地位について規定したものであり、日米安全保障体制にとって極めて重要なものです。


日本国民は、日中問題を考える前に、日米関係を振り返る必要があろう。日米関係が重要な日本であるが、隣国中国とは、米国とは異なる特別な関係を構築する必要がある。これは、米中を甲乙付ける問題ではない。


下記は沖縄返還協定。しかし、米国は日米地位協定を手放さない。

http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19710617.T1J.html