チャイナロビー

マクロ経済、環境調査、政策提言、産業誘致、事業創出まで幅広い事業をこなす奮闘記です。

中国経済の行方

中国経済指標をそのまま鵜呑みにしては、中国経済を理解することは出来ません。

チャイナリスクを言い訳に、東南アジアへ退避するのは日本企業だけでしょう。

もちろん、欧米企業にも、人件費が上がった事で生産拠点の変更は見られますが、全て想定内の対応です。

それを見て、日本企業やマスコミは、結論が出たかに話しますが、全く理解していません。

中国政府は、米国、日本などの政治経済、市場をとことん調査し、失敗が少なくなるよう、様々な施策に生かしています。

但し、少しモディファイします。見えない部分で独特の施策を打ちます。これは、共産党だからこそ、出来るものかも知れません。

今後中国は、益々、米国と交渉を重ね、国際金融に積極的に関与してきます。

既に政府系ファンドによる、国債、株式、その他あらゆる投資を行っています。

国内不動産も頭打ちのように報道されていますが、かなり、コントロールしています。

不動産に関しては、好不況問わず、日本でも様々な問題が出ていました。それと何ら変わるところはありません。

また、数字に現れる以上に、消費動向、トレンドの変化があり、活気が感じられます。